事業継続及び災害復旧について

 

Dimensional Fund Advisors LP及びその関連会社(以下「Dimensional」と総称する。)は、Dimensionalの通常業務に影響を及ぼす可能性のある緊急事態又は自然災害に対応するための手順を明確に定めている。事業継続・災害復旧計画(BCP)には、緊急時の対策を実行して可及的速やかに通常の機能を回復することを目的とした文書化されたガイドラインが含まれている。

概要

Dimensionalの上記計画は、様々な原因による業務の中断の結果として生じた事態に対処することを目標としている。「業務の中断」には、Dimensionalの主要な事業所にアクセスできない場合、Dimensionalによる自社テクノロジーの使用が制限される場合又はDimensionalの通信能力に影響が及ぼされる場合が含まれる。

業務の中断が生じた場合、Dimensionalにとって最優先となるのは、取引、ファンド運営及び通信機能の迅速な再開である。危機管理チーム(Crisis Management Team)は主要な経営幹部、テクノロジー、法務、取引及び業務の担当者から構成されており、復旧についての指図を行う。短期間の機能停止の場合は、所定の重要な手続(クリティカル・プロセス)を実行し、必要不可欠な機能を果たすために代替の事業所を使用することができる。長期間に亘る機能停止の場合は、影響を受けた事業所のスタッフが、Dimensionalの他の事業所に配置される場合がある。機能停止が顧客との連絡に支障をきたした場合又は機能停止がDimensionalの運営能力について顧客が懸念を抱くこととなるような深刻なものである場合には、危機管理チームは、代替の通信手段が使用できるように支援を行い、必要に応じて顧客に対し、状況報告のための連絡を行う。緊急事態の継続中、Dimensionalのあらゆる部署は、各自のクリティカル・プロセスを確実に遂行すること並びに顧客及び株主との連絡を維持することについて責任を負う。各部署の事業継続計画には、かかる責任遂行に役立つ手順及び連絡先一覧が記載されている。

Dimensionalは、米国内にオースティン(本社)、サンタモニカ及びシャーロットの三つの事業所がある。またトレーディング及び業務を行う事業所としてロンドン、シンガポール、シドニー、東京、サテライト・オフィスとしてアムステルダム、ベルリン、メルボルン、トロント及びバンクーバーを有している。Dimensionalは、一次データ・センター及び二次データ・センターを別々の場所に有しており、全ての事業所は、各事業所におけるバックアップ用の/補助的なデータ・コネクションを備えたMPLSネットワークで繋がれている。二次データ・センターにおいては、一次データ・センターが正常な機能を失った場合に障害を回避するための重要なシステム及びデータの予備が保管されている。障害回避・転送機能を備えた全社的なVoIPシステムにより、電話での通信が世界中で行えるようになっている。VoIPシステム外で発生した通信障害については、外線電話に応答するための災害時用回線を通信会社が提供することになっている。このようなテクノロジーの分散により、Dimensionalは、事業所又はデータ・センターの一つに障害又は機能停止が生じた場合でも、業務を継続することができるようになっている。

テクノロジーに大規模な支障が生じた場合については、BCPに、段階的なシステムの復旧についての概要が記載されている。まず最初に、基幹業務の手続をサポートする部分について、2乃至4時間以内という目標復旧時間(RTO)内に復旧作業が行われ、残りのシステムについては、相対的な優先順位に従って復旧作業が行われる。業務に必要ではあるものの緊急を要しない優先順位の低いテクノロジーについては、3乃至7日がRTOとなっている。Dimensionalのデータ・バックアップに関する方針は、データ及びシステムについては毎日バックアップが行われ、事業所外で保管され、かつ、規制上の要件に応じて最長7年間保存されることを目的としている。

Dimensionalは毎年、複合的な試験運用により、事業継続計画の各部分が現実的なものであること、また、手順の詳細が最新であることの確認を行っている。毎年の試験運用において、テクノロジー復旧のための解決策、事業所の機能停止の復旧、緊急時の通信及び危機管理チームの機能についての検証が行われている。

Dimensionalの事業所にアクセスできないような事態が生じた場合には、他の事業所が一定の業務上の機能を引き継ぐことができる。各事業所の連絡先は、以下のとおりである。

オースティン: +1 (512) 306-7400

シャーロット: +1 (704) 448-8000

サンタモニカ: +1 (310) 395-8005

ロンドン: +44 (20) 3033-3300

シドニー: +61 (2) 8336-7100

東京: +81 (3)-6267-1600

シンガポール: +65 6340-1300

BCPは、一般的なコンプライアンス方針及び手続の一部として当初採用された時に、Dimensional Fund Advisors Inc.(現在のDimensional Fund Advisors LP)の取締役会により承認されている。当初の採用以降、取締役会は、BCPの重要な変更についての説明を受けている。BCPは、業務に中断が生じた場合に当社が顧客に対する責任を果たせるようにするという目標の下に、経営幹部によって毎年改訂され、見直しが行われている。

復旧計画及びその概要は随時改訂される。要望があればハードコピーを受領することができる。この文書は2016年7月25日に改訂されたものである。

Dimensional Japan Ltd.(ディメンショナル・ジャパン・リミテッド)
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2683号
加入協会:一般社団法人日本投資顧問業協会